死して残るもの
みなさま、こんにちは。
今日は暖かいですね。
明日は雨なのだそうなので、シーツを洗濯して干したり、ゴミ箱も洗ってベランダに並べたり、朝から慌ただしく家事をこなしていました。
さて、もともとさんからのお題は「今はまってする本、またオススメの本ありますか?」です。
映画化された「夏の終り」を見てから、瀬戸内寂聴(晴美)さんの小説にはまっています。
作家自身の体験を元にした愛のために子供を捨てる女性が多く登場し、わたくしはどんな環境であろうとも子供を手放したくはないと思いつつ、夫の関西への転勤を機に人生の歯車を転換させていき、娼婦となる「花芯」のヒロインの行き様を、自分自身と重ね合わせてみたりしています。
この女主人公は、自分が死んで焼かれたあと子宮だけが焼け残ることを恐れていますが、わたくしはわたくしの死後も、みうとして発した言葉がネットのどこかに残り続けることを密かに楽しみにしているのです。
それでは、今日もみなさまとお逢いできることを楽しみにしています。
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